ORTHODONTICS

矯正治療は見た目を
整えるだけではありません

矯正をお考えの方へ

「歯並びを整えて見た目を綺麗にしたい」これは矯正治療を考えている多くの方に共通する考えです。しかし、コンプレックスの解消だけが矯正治療の目的ではありません。歯並びを綺麗にし、嚙み合わせを整えれば健康面にもメリットがあります。歯に加わる力が分散したり、咀嚼がスムーズになったり、発音が明瞭になったりと歯の本来の機能を取り戻すことが期待できます。

歯列矯正の重要性

歯並びと健康の関係

お口は、咀嚼や発声など様々な活動と密接に関わっています。もし、咀嚼にトラブルが起こると、食事の栄養をきちんと摂取することができません。また、発音や発声に難があるとコミュニケーションをするうえで大きなデメリットとなります。このように矯正歯科の本質は、歯を美しく整えることだけではなく、本来歯が持っている機能を十分に引き出す環境づくりにあるのです。当院では「時間をかけて無理なく歯列を動かし、本来の歯の機能を取り戻すこと」を心がけています。

診療の流れ

  1. Step01初診日の予約

    Step01初診日の予約

    矯正検査には約45分の時間が必要ですので必ずお時間に余裕のある日程でご予約をお願いいたします。お電話で受け付けております。

    TEL03-3358-0058

    受付時間
    09:30~13:00/14:30~18:00
    休診日:火、木、日曜日、祝日

  2. Step02ご来院~検査

    Step02ご来院~検査

    患者様が来院されますと矯正治療に必要な諸検査(模型、口腔内写真、顔面写真、レントゲンCBCT撮影など)を行い、一般的な矯正治療についての御説明を行います。顎機能検査の必要な方は、改めて顎機能検査のための時間を設定いたします。(約40分)

  3. Step03治療計画の提案

    Step03治療計画の提案

    検査の7~10日後、検査結果と治療計画についての御説明を行います。この時には、患者様と類似した症例を提示し全体的な治療について御説明いたします。矯正期間、使用予定の装置、全体の矯正費用とお支払い方法、医療控除、矯正中の注意などの説明に加え、ご不明点などお伺いさせていただきます。

    矯正装置のご案内
  4. Step04治療開始

    Step04治療開始

    治療の開始が決まりましたら、御説明した治療計画に従い治療を開始していきます。初めに奥歯から矯正装置を入れ、徐々に前歯にも追加していきます。通院は3~5週間に一度となり治療時間は約40分程度です。

    現在矯正中の方へ
  5. Step05経過観察

    Step05経過観察

    矯正装置をはずした後、3~6ケ月おきに術後の状態を観察し虫歯、歯周病、歯並びの状態を観察しお口の健康をお守りしていくため経過観察を行います。

    矯正を終えた方へ

矯正歯科の基本検査

  • 模型/口腔内写真検査

    口の中の状況を模型にしたり、カメラや3Dスキャナで撮影したりする検査です。患者様の歯並びや噛み合わせを客観的に分析していきます。

  • レントゲン/CT撮影

    矯正治療は無理やり歯を動かすと、歯の根や骨を痛めてしまいます。歯科用レントゲンとCT撮影を活用し、歯の生え方や骨の状況などを確認することで、より精度の高い治療計画を練ることが可能です。

  • 顔面写真検査

    術前と術後の顔を撮影し比較します。正面及び真横からの撮影をし、顎など顔の輪郭に変化がないかを確認します。

  • 口腔内写真8枚法

    お口の中を撮影する際は「8枚法」を取り入れています。様々な角度から撮影を行うと、お口の状況が的確に把握できるため治療前後の比較検討がスムーズです。

  • 口腔内スキャナ

    口腔内スキャナは立体的なデータを取得することができるため、歯と歯の接触状態などを確認したうえで治療計画を立てることができます。

さらに詳しい検査を
ご希望の方へ

  • CBCTによる3D診査

    当院には歯科用三次元CTであるCBCTを導入しています。通常のクリニックなどで使われるCTは、体全体を広範囲にチェックするのが特徴です。
    一方でCBCTは「コーンビームCT」と呼ばれ、歯や骨などの硬組織に特化した検査機器です。撮影範囲をできるだけ小さくでき、被曝量を抑えられるといったメリットがあります。

  • 筋電図と顎運動機能診査

    当院では顎の動きと筋機能を分析するため、筋電図と顎運動機能診査を行える設備を整えています。
    顔の側面に電極を貼り、顎を動かした際に生じる微小なエネルギーを記録できるのが筋電図検査です。頬や顎の筋肉の強さ、咀嚼筋の左右のバランスを把握するのに役立ちます。
    次に顎運動機能診査においては、頭部や顎関節周辺に特殊な装置を装着することで、関節の動きを精緻に把握できます。

矯正歯科の
メリットデメリット

  • 矯正治療のメリット

    • 笑顔に自信が持てる

      自然な歯並びと嚙み合わせを手に入れれば、その人の顔立ちは大きく変化します。口がぽかんとすることがなくなったり、フェイスラインがスッキリしたり、笑顔が魅力的になったりと様々なメリットがあります。

    • 発音や発声が明瞭になる

      歯と歯の隙間を改善したり、前歯の嚙み合わせを整えたりすることで、発音や発声に関するトラブルが解消します。会話もスムーズに行えるようになるので、営業や接客業に携わる方からの問い合わせが増えています。

    • 食べ物から栄養が
      取りやすくなる

      嚙み合わせが整うと、咀嚼機能が正常に戻るので、食事の栄養素をきちんと摂取できるのが特徴です。また、胃腸に負担がかからなくなるなど、全身の健康にも関係してきます。

    • 虫歯や歯周病の
      リスクが下げる

      歯並びが悪いと口呼吸になるリスクが高まります。口呼吸はお口の中が乾燥するので、細菌が繁殖しやすい環境になります。矯正がうまくいけば、上記のトラブルが解消されるほか、歯と歯の間に食べ物が詰まりにくくなり、虫歯や歯周病のリスクが抑えられるのです。

    • 嚙み合わせが原因となる
      病気の予防に繋がる

      嚙み合わせが原因と言われている病気(頭痛、顎関節症、不定愁訴など)の予防に繋がります。

  • 矯正治療のデメリット

    • 抜歯が必要になることがある

      患者様のお口の状況によっては、矯正治療の際に永久歯を抜くケースも考えられます。もちろん勝手に抜歯することはありません。事前に検査を丁寧に行ったうえで、患者様ご本人にきちんと治療の進め方、抜歯の必要性などをお伝えします。

    • 痛みや違和感を
      伴う場合がある

      矯正治療は歯が動く際に、若干の痛みや違和感を覚えます。ただ数日で解消されることがほとんどです。また、ワイヤーなどの材質も進化しているため、昔の矯正治療よりも痛みは少ない傾向にあります。

    • 歯磨きをよくしないと
      虫歯になりやすい

      矯正装置の種類によっては、磨き残しが多くなる状況も考えられます。虫歯や歯周病予防のためにも、いつも以上にブラッシングを丁寧に行いましょう。矯正専門の歯ブラシを利用するのも効果的です。

    • 治療後に後戻り
      することがある

      治療後数ヶ月~数年は歯が元に戻ろうとする傾向があります。そのため、矯正治療が終了した後は、リテーナー(後戻り防止用の装置)を装着します。

    • 歯根吸収を
      起こすことがある

      歯を移動させる力が強すぎると、歯根吸収が起こるリスクがあります。力が弱すぎても、歯は適切に移動しません。矯正はそのような力のバランスが要求される治療です。

治療費について

  • 初診検査&結果説明 ¥39,600
  • 永久歯歯列
  • 通常の症例
    (全顎表装置 約1年半~2年半)
    ¥825,000~935,000
  • (アライナー装置 約1年半~2年半) ¥825,000~935,000
  • (全顎内側装置 約1年半~2年半) ¥1,045,000~1,210,000
  • 難症例
    (全顎装置 約2年半~4年)
    ¥935,000~1,100,000
  • I期治療(永久歯初期、乳歯との混合歯列期、)
  • 通常の症例
    (全顎装置 約1年~2年)
    ¥385,000~495,000
  • 通常の症例+永久歯列完成までの経過観察
    (全顎装置 約1年~2年)
    ¥385,000~600,000
  • Ⅱ期治療
  • 通常のI期治療後のⅡ期治療
    (全顎装置 約1年~2年)
    ¥385,000~495,000

※費用は消費税込みです。

治療に入る前に

  • どんな矯正装置があるのか知りたい

    ワイヤー型、マウスピース型など矯正装置や治療方法は様々です。また、矯正効果の度合いや取り外しの有無など、それぞれに特徴がありますので、当院では患者様の希望を伺ったうえでご提案していきます。

    矯正装置のご案内
  • 矯正治療中の注意点を知りたい

    矯正装置を装着し歯を動かす期間は、個人差がありますが、数か月~数年になります。次のページでは、治療期間中での生活習慣や食生活において、気を付けていただきたいことをご案内いたします。

    現在矯正中の方へ